トップローリスク・ハイリターン投資 超入門編〜はじめての方向け〜(投資ブログ)
第14回 株価の下落を喜べる投資家が勝者となる
2016/08/22 10:03
ローリスク・ハイリターン投資への道 【株価の下落を喜べる投資家が勝者となる】
多くの投資家は株価が上昇すると喜びます。そして、わざわざ割高になった株を買ってしまったりします。一方、株価が下がってくると、「相場が悪いから、投資する環境ではない」といって投資を休んでしまったり、さらには恐怖心にかられて、あわてて持っている株を売ってしまったりします。
それに対して、勝てる投資家は、株価が下落してくると喜びます。
なぜなら、株式市場全体が大きく下落しているということは、大きな投資チャンスが近づいていることを意味するからです。そういう時に、冷静になって、割安な水準で投資できるようになるのをじっくり待てるのが、勝てる投資家なのです。
好循環をつくり出して勝てる投資家になる
勝てる投資家は、株価が下がり始めると、休んでいる時に探しておいた銘柄を再度チェックして、本当に買ってもいい銘柄かどうか、どこまで下がってきたら買ってもいいかを冷静に判断し、割安な水準で投資をする準備の最終段階に入ります。
さらに、今まで目をつけていた銘柄を再度チェックすることはもちろん、もっといい銘柄がないかを、株価チャートを見て、貪欲に探すことが大切です。
株式市場が大きく下落しているタイミングは、人気があって普段はなかなか下がらない銘柄もバーゲンセールのように割安になります。
勝てる投資家は株価が上がっている時には投資をしないで休んでいますので、「株式市場全体が大きく下がったタイミング=勝つ可能性の高いタイミング」では投資資金は潤沢にありますので、この資金を用いて厳選した株が割安になっているところで買い、その後上昇したところで確実に売って、投資資金を回収し、再び次の下落に備えます。
このような好循環をつくり出すことができれば、あなたも負けない投資家の仲間入りです。
結論
株式投資で投資家がすることは、「準備する」「買う」「保有する」「売る」「休む」の5つがあり、理想的なパターンは、
「株式市場が上昇している間は休む」
↓
「株式市場が下落してきたら買うための準備をする」
↓
「株式市場全体が大きく下がったら買う」
↓
「目標価格まで保有」
↓
「目標価格に到達したら売る」
↓
「株式市場が上昇している間は休む」
を繰り返すパターンです。
この方法が個人投資家にとって一番リスクが少なく、財産構築をするために有効な「ローリスク・ハイリターン投資」の基本となります。