トップチャートに強くなろう「MACDの使い方 - 売買タイミングをつかもう」

チャートに強くなろう

第20回 売買タイミングをつかもう −MACDの使い方

今回は、相場のトレンドを判断するのと同時に、売買タイミングを計ることができる「MACD」について見ていきましょう。

「MACD」ってなに?

「MACD(Moving Average Convergence and Divergence)」は、Gerald Apple氏によって開発されました。日本語ではちょっと難しく、「移動平均収束拡散指標」といいます。(「マックディー」と呼ばれたりします。)

下の3つのものから作られている指標です。
・「MACD」
 直近の値動きを強く反映しやすい2本の指数移動平均線(単純移動平均線とは異なります)をもとに算出した数値が折れ線グラフになっています。一般的に12日と、26日の計算日数をもとに算出されています。
・「シグナル」
MACDの移動平均線。一般的に9日が計算日数として使われます。
・「OSCI」
MACDとシグナルの2本の線がどのくらい離れているのかを棒グラフであらわしています。

計算式を覚えることよりも、「どう使えば良いか?」を覚えて、身に付けることが大切です。 まずは、MACDを表示したチャートを見てみましょう。

「MACD」をどう使うか?

MACDの使い方としては2つあります。

(1)「MACD」と「シグナル」の2本の線の交差(クロス)から売買タイミングをチェック

2本のラインを使って、株価トレンドや、株価水準、また、2本のラインが交差する仕方で買い時と売り時を判断することができます。

"2本の線の交差"と聞くとピンとくる方がいるかもしれませんが、「MACD」と「シグナル」の2本の線を、移動平均線で有名な"買いタイミングに用いるゴールデンクロス"、"売りタイミングに用いるデッドクロス"と同じイメージで使うことができます。

MACD(グッドイシューのチャートでは赤のラインで表示)がシグナル(グッドイシューのチャートでは青のラインで表示)を下から上へクロス(ゴールデンクロス)すれば、直近で上昇の勢いが出てきていることになるので買いタイミング、反対に、MACDがシグナルを上から下へクロス(デッドクロス)すれば、直近で下落の勢いが出てきたことを表すので売りタイミングと見ることができます。

また、MACDとシグナルの傾き具合が急であれば急であるほどそのトレンドに勢いがあるということになりますので、ラインの角度にも注目してみてください。

他にも、急角度でMACDがゼロ軸を抜けたポイントも売買サインとして使用されることもあるようです。

(2)「OSCI」の推移から、高値圏からの反転、安値圏からの反転タイミングをチェック

2つ目はOSCI(MACDとシグナルがどれだけ離れているか)を表した棒グラフの推移をみて、上昇から下落、下落から上昇へ反転するタイミングを判断することができます。

OSCIの棒グラフが上方に伸びるのは、直近の値動きをあらわすMACDが、MACDの平均値であるシグナルに比べて上方に離れているときです。つまり、棒グラフが上に伸びれば伸びるほど、直近の株価が割高になっていることになります。

反対に、OSCIの棒グラフが下方に伸びるのは、MACDがシグナルに比べて下方に離れているときです。つまり、棒グラフが下に伸びれば伸びるほど、直近の株価が割安になっているということです。

このように、MACDでは、相場トレンドと、売買タイミングの両方をチェックすることができます。

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POINT

「MACD」は・・・
・ 株価のトレンドと売買タイミングの両方をはかることができる。
・ 「MACD」と「シグナル」からトレンドの強さと方向をはかって売買タイミング判断ができる。
・ 「OSCI」の推移から反転のタイミングをはかって売買タイミングの判断ができる。


グッドイシューのチャートでは、確認したい企業の「銘柄コード」(株式市場で、企業を特定するための固有の番号)か「企業名」を入力すれば、簡単に株価チャートを見ることができます。
銘柄コードがわからなくてもチャートを出せるので、知っている会社の名前を入れて、いろいろな企業のチャートを見てみましょう。


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