トップケンミレ流良いチャート・悪いチャート

第12回 株価の波動の形

このチャートは"株価の波動の形"を使って投資ができる、形の良いチャートと言えます。

このチャートを見るとピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんが、"往来相場の形"でご覧いただいたチャート形の短期波動版ということが出来るでしょう。

"往来相場の形"のチャート形の場合は1年周期の長期波動で大きく動いているため、一回の波動を上手く掴めば利益は非常に大きいのですが、投資チャンスは非常に少ないということになってしまいます。ですので、相場の大きな転換期以外の投資戦術としては、波動の回数が多く形の良いこのようなチャートを利用した、資金効率を重視した投資がお勧めです。

まずこのチャートの良いところは、半年以上2100円から2400円の間で安定し往来相場を形成して動いている点です。

さらに、上下波動の回数が多い上に、1回の上昇率が常に10%以上をマークしているところも株価の波動の形を利用した投資に適しています。

より具体的に解説すると、この期間の上昇波動の平均値は15.5%で、各波動も13%・13%・15%・21%・13%・15%と非常に安定していて、下落波動の平均値も13.3%で各12%・14%・13%・13%・14%・11%となっていますので、「直近安値から10%以上上昇したら売り、高値から10%以上下落したら買い」を素直に行っても、結果的に大きな利益を上げることが可能でしょう。
注意点としては、高値を付ける時も安値を付ける時もほとんどが1営業日となっていますので、狙っている株価に指値を入れておくことが必要でしょう。

もちろんこのようなチャートも最後は上か下に離れる時が来ますので、常に株価の変化に注意を払い、思惑が外れた場合には速やかにロスカットを行うことも忘れないようにしてください。

買いたいと思った時にこのようなチャートを偶然見つけることは難しいと思いますので、日頃より出来るだけ多くのチャートをチェックして、このような銘柄が見つかれば銘柄メモに記録しておくと良いでしょう。

ケンミレ流良いチャート・悪いチャート

  • 目次
    • 第1回>『 ケンミレ流 良いチャートの法則 』について

    • 第2回>過去の安値・高値まで株価が上昇・下落した時

    • 第3回>大きく下落したあとの横ばい相場の形

    • 第4回>往来相場の形

    • 第5回>上昇相場の短期波動の押し目計算

    • 第6回>上昇相場の中期波動の押し目計算

    • 第7回>上昇相場の上昇余力の計算

    • 第8回>一定期間内の変動回数

    • 第9回>抵抗ライン

    • 第10回>KMライン

    • 第11回>価格帯別出来高分布
    • 第12回>株価の波動の形
    • 第13回>指標や他の銘柄との類似性や先行性・遅効性の計算
    • 第14回>PERによるバリューの変化(更新日:2日26日)

    • 第15回>材料と株価の動き(更新日:3日5日)

    • 第16回>移動平均線と移動平均乖離率

    • 第17回>ケンミレ式ミニチャートの見方

    • 第18回>ケンミレ式ミニチャートの見方(A−F)

    • 第19回>ケンミレ式ミニチャートの見方(G−K)

    • 第20回>ケンミレ式ミニチャートの見方(L−O)

    • 第21回>ケンミレ式ミニチャートの見方(P)

    • 第22回>株式投資の基本はチャート

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