トップケンミレ流良いチャート・悪いチャート

第6回 上昇相場の中期波動の押し目計算

このチャートは"上昇相場の中期波動の押し目計算"を使って投資ができる、形の良いチャートと言えます。

ケンミレソフトを使って行う基本的な投資戦術としては、4項でご説明した短期波動押し目や、KM抵抗ラインを利用した回転売買によって資金効率を高めるのが最も良い方法ですが、株価が短期波動の押し目ラインや抵抗ラインを簡単に突破してしまうような局面は必ず訪れます。

このような状況が起こった時に短期波動の押し目で買っている場合は、一旦売却して『その後の動きを見守る』ことも必要です。短期波動の押し目ラインを突破したかどうかの判断には色々な方法がありますが、ケンミレではトレンド波動ラインを見て、直近数回の短期波動が付けた下落率を突破した場合、中期波動の調整に入ったと判断しています。
そこで、次に採る戦術として引き続き短期波動の押し目で待ち伏せる戦術と、中期波動の押し目を探す戦術に分かれることになるわけですが、上記のように中期波動が調整に入ったと判断したのなら、後者を選択するのが最善の策だといえるでしょう。

左のチャートは、過去に中期的な上昇波動が崩れたあと2/3押しでしっかりと上昇に転じていることから、中期的な待ち伏せ買いを狙ってもよいチャートの形といえます。

気になる銘柄の中期的な押し目を見つけたい場合は、チャート分析画面でその銘柄のチャートの表示期間を、前回の上昇相場がスタートしたところまで広げます。次に、直近の高値と上昇相場がスタートした安値を基準に押し目率を計算します。そして、前回と今回の相場環境に極端な変化がないなら、その押し目率に近い価格帯で待ち伏せ買いを行うだけです。

このチャートを見ると直近数ヶ月間下落が続いているので、短い期間でチャートを見ると悪いチャートに見えてしまいますが、中期波動を狙う投資戦術を知っている方にとっては、買いたい銘柄に入れておく価値のある良いチャートに見えるはずです。

中期的な波動を使った投資戦術は、投資に使う時間があまりない方に向いており、一旦この波をつかむことが出来れば、忙しくて投資する機会が少なくても、とても良い投資パフォーマンスを実現してくれることになるでしょう。

このようなことから、このチャートは時間に余裕がない方にとっても投資対象とすることができる『よい形のチャート』といえます。