トップわかる!株式用語NT倍率とは

わかる株式用語

NT倍率とは(えぬてぃーばいりつ)

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まずはざっくり

ぱっと見は小難しそうですが・・・
Nは、日経平均株価(Nikkei225)のN。Tは、東証株価指数(TOPIX)のT。と、実は簡単!

どんな銘柄をターゲットにして売買しようと着目しているかを、このギョーカイでは"物色(ぶっしょく)"と表現しますが、NT倍率では、今の市場の物色傾向が、輸出関連株なのか内需関連株なのかが分かります。

これだけは覚えよう!

NT倍率は、日経平均をTOPIXで割って計算します。式にすると、

つまり、日経平均はTOPIXの何倍になっているか?を表しています。

日経平均株価とTOPIXの数値は1桁違っているので、感覚的にほぼ10倍かな?と想定できますね。この10年くらいの数値では、NT倍率が一番低かったときは9.37でした。最近でNT倍率が高いときには11の後半を超えて来ます。

計算式から分かるように、日経平均株価がTOPIXに比べてより高くなれば、NT倍率は上がることになります。反対に、日経平均よりもTOPIXが高くなるとNT倍率は低くなります。

おさらいになりますが、日経平均に採用されている225銘柄の顔ぶれは、株価の高い値嵩株や、ハイテク関連など海外の景気が良かったり、円安になって利益が上がる輸出企業が多くなっています。

一方、TOPIXは時価総額が大きく、国内の景気や需要が高まると利益が上がる銀行・建設・不動産・通信などの内需関連株の影響を受けやすい株価指数です。

つまり、

NT倍率が高い⇒TOPIXより日経平均が上がっている⇒市場は輸出関連株やハイテク関連株を物色している
NT倍率が低い⇒日経平均よりTOPIXが上がっている⇒市場は内需関連株を物色している

と、見ることができるワケです。

もうひと頑張り!

NT倍率の底値と株式市場の底値は、一致しやすいと言われています。一般的に、市場全体が上昇していく時には、TOPIXよりも日経平均株価の方が早く上昇しやすいと言われています。この傾向は、現在の株式市場は日経先物の影響が大きく、日経平均が株式市場全体に先行して動くことが多いからだと考えられます。

今日のNT倍率の数値は、ここで見ることができます。

有料会員用のサイトでは、過去の数値の推移をチャートで見ることもできます。

投資家は、このNT倍率を始めとして、いろいろな指標を作っては株式市場の底値を探せないかと苦労しています。テクニカル指標の種類はたくさんありますが、残念ながら常に当たる指標というものは存在しません。

ですが、株式市場は、年間に2〜4回くらい、市場全体が大きく下落するタイミングがあります。
このような底値圏で「下がってきてもうすぐ反転上昇するタイミング」に来ている銘柄に投資をする「割安株投資」であれば、「勝つ確率の高いタイミング」で「大きく上がる銘柄」を選ぶことができます。

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