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ローリスク・ハイリターン投資 チャート入門編

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2016/09/27 10:59

【イチから始めよう】 ゴールデンクロスとデッドクロス





【短期と長期の移動平均線が交わるポイントに注目】
株価チャートにはたいていの場合、週足なら13週と26週移動平均線が、日足なら5日線と25日線が、ローソク足と一緒に描かれています。

この2本の移動平均線が交わるポイントが投資の指標として利用されます。


★移動平均線の習性 1
移動平均線は、過去の一定期間の株価を合計し、その期間で割るので株価が上昇している時には株価よりも低い位置にあり、株価が下落している時には株価よりも高い位置にあります。


★移動平均線の習性 2
算出する期間が長くなるほど移動平均線の動きは緩やかになり、期間が短くなるほど逆に株価との連動性が強くなって動きが激しくなります。


※つまり
株価が上昇相場から下落相場に転じる時には、直近の株価の影響を大きく受ける短期の移動平均線が先に下落し、長期の移動平均線はそれに遅れて下落を開始するという特徴があります。



【ゴールデンクロスとデッドクロス】
この習性をふまえて、期間の短い移動平均線と期間の長い移動平均線がクロスする時を、株価のトレンドの転換点と考えるのが「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」です。

★デッドクロス
上昇相場では、短期の移動平均線の方が先に上昇するので長期の移動平均線よりも上にありますが、その後株価が急落すると短期の方が早く下がり始め、どこかのポイントで「短期の移動平均線が長期の移動平均線と交わり、さらに突き破って下落する」ことになります。

このように期間の短い移動平均線が期間の長い移動平均線を上から下に抜いていく形をデッドクロスと呼び、「相場が下落に転じたサイン」と一般的に言われます。

★ゴールデンクロス
株価は下がり過ぎると再び上昇に転じますが、この時にも短期の移動平均線の方が長期の移動平均線よりも先に上がり始め、どこかのポイントで上にある長期の移動平均線を下から上に抜く事になります。

これをゴールデンクロスと呼び、「相場が上昇に転じたサイン」と一般的に言われます。

※ゴールデンクロスとデッドクロスをもっと勉強したい方はこちらからどうぞ
http://www.miller.co.jp/report/wakaru/20120224.html


■次回はゴールデンクロスの中でも上昇確率の高いパターンをご紹介します■


【結論】
ゴールデンクロスやデッドクロスは数日間程度の上昇や下落ではなく、ある程度の期間、上昇や下落が続かなければ現れないため、一般的に「株価の転換や相場に方向性を示す指標」として使われます。

株価の動きに対してどうしても遅れることが多いために、大きな上昇を見せるときには大きな利益を上げることができますが、もみ合い相場の時には、ゴールデンクロスが出現してもなかなか株価が上がらないため、小幅な損がかさむ可能性があることをご注意下さい。

ですので、これだけをシグナルと捉えて売買するのではなく、他の指標と合わせて生かすことが重要になります。



拡大する→▼http://miller.co.jp/img/opin/20160927_sai_01.png



※日経平均株価の週足チャートでは、先週末(9月23日)にゴールデンクロスが出ました。