トップなぜみんな「チャート」と騒ぐんだろう「第3回 買い損なわないための工夫」

なぜみんな「チャート」と騒ぐんだろう

買い損なわないための工夫

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安く買って、高く売ればよい(下がったときに買って、上がったら売ればよい)ということは誰でもわかります。 分っていてできない理由は二つです。従って、この二つの理由をクリアすれば、買い損なうという失敗をしない事になります。

ほとんどの投資家は次の二つの失敗を経験します。 そして、この経験が投資家を臆病にしたり、蛮勇でむやみに買って大損したりしています。

  1. 買った後に、更に大きく下がったら嫌だから、となかなか買う決断が出来ないうちに株価が上がってしまって、買い損なってしまう
  2. 勇気を出して買ったら、更に下がってしまった

この二つの「どうしよう」を解決することができれば良いと言えます。 そして、この二つを解決する方法としてケンミレが考えたのが「割安ゾーン投資」です。

多くの投資家は100発100中を狙います。 株式投資で百戦百勝は不可能と知っているのに、1回1回勝負しています。 本当の株式投資とは「1年が終わってみたら、今年も儲かった」という株式投資であり、勝負は1回1回ではなく、 トータルで勝つための投資方法を取り続けることです。
その時々によって、投資方法を変えてしまう投資方法が最も避けなければならない投資方法です。

割安ゾーン投資とは

買い損ないを防ぎ、買った後に下がってしまったときに「チャンス」と思える投資方法が「割安ゾーン投資」です。 割安ゾーン投資は「株式組入比率」を使います。
株式組入比率は、機関投資家の間では昔から当たり前のように使われていましたが、 この方法は投資資金量の多い機関投資家の投資方法と勝手に解釈してしまって、個人投資家はあまり使っていません。

というよりも「ナンピン買い」という投資方法と似ていることから、 専門家は個人投資家に対して「行ってはいけない投資方法」と言ってきましたので、 個人投資家の投資の世界ではあまり普及しませんでした。

機関投資家が使い続ける投資方法ならば「何らかのメリットがある」と考えまして、 個人投資家向けに考えだしたのが「割安ゾーン投資」です。

割安ゾーン投資の投資手法

(1)第一段階の買い

数回に分けて買うということは、第一段の買いは「打診買い」となります。
買った後に下がっても大きなダメージを受けない買い方が第一段の買いです。

買った後に下がったとしても、少ししか買っていないので、もっと下がって儲かるところでもう一回以上買えるわけです。 最初に買っていなければなかなか買う決断はできませんが、 上値で買っていますので「下がったところで買わなければならない」という気持ちになり、意外に買う決断は簡単にできます。

逆に上がってしまったとしても「まあまあの利益をだせる」株数を買えたわけですから、買っていない人よりも良いと考えれば良いわけです。

ケンミレは、第一段の買いは投資可能資金の2〜3割を買えば良いと考えています。 2割にするか、3割にするかは、勘、相場勘に任せます。なぜならば、考えても当たりませんので、考える意味がないからです。

例えば、2割買って、その後に下がったとしても「まだ8割の資金は残っています」ので、 更に下がった時に買えば良いと考えられるのであまり焦らなくなります。

上がってしまったときも2割は買っていますので「一部であっても儲ける」ことが出きます。

これは3割でも同じです。
一段の買いで終わる可能性が高い上昇相場では、二段、三段と続かない可能性が有りますので、 3割買っても良いと思います。勿論、最後は自己責任ですが。

(2)第二段の買い

買った後にさらに下がった場合には、二段買いをします。 この時は「一段買いで2割買った人は二段買いでは3割」「一段買いで3割買った人は二段買いでも3割」買います。 これでもまだ4割の資金が残っていますので、もう一回下がっても買えます。

勿論、二段で終わりと思った人は残金全てを買うことになります。

「買い損なわない投資方法」と「買った後に下がったとしても、買っていることで次も買える事で、 上昇に転換した時に儲けが大きくなりますので、投資家から歓迎される投資方法」です。

(3)第三段の買い

上昇相場で第三段の買いが入るのは本格調整が起こった時です。 ほとんどのケースでは「第一段の買い」か「第二段の買い」で終わると考えた方が良いと思います。

これまでの下降相場の場合には、持ち続けますと「前の安値を下回り続ける相場」になりますので、 相場が大きく下がったタイミング(転換点に近いところ)で買う必要がありますが、 上昇相場では、もう少しアバウトに考えて良いと言えます。

本に書いてないチャート機能の使い方 - 目次

第1回 チャートとは何か?
ローソク足の見方については色々な本で解説されています。
ローソク足の見方がわかれば株式投資で勝てるかと言いますと、 私の知り合いのテクニカルアナリストはまったく当たりません、 というよりも当たったところを見たことがありません。 つまりチャートの理論的な使い方がわかっても株式投資に勝てるわけではありません。
昔、私は「チャートにはお金が落ちている」と言っていたことがあります。
つまり、チャートを活用すれば株式投資で勝つ確率をアップできると言うことになります。
第2回 チャートのどの機能を使うのか?
チャート機能で個別銘柄分析に求める機能はA. 今の株価水準が割安なのか、適正なのか、割高なのか B. 今のトレンドはどっちを向いているのか C. どこまで下がるのか、どこまで上がるのか と言う三つです。
第3回 機能の解説:チャートの表示期間を自由に変更
それでは一つずつチャート機能の使い方を説明します。チャートの機能につきましては、作った人の意思が反映されますので、どの会社が作ったチャートもそれぞれ独特の機能を持っています。
ここではチャートの基本的な機能と、あれば便利な機能の中で、自分が好きな機能を見つけることから始めればよいと思います。
第4回 機能の解説:移動平均線
今回はチャート機能の2回目です。 1回目はチャート表示期間を自由に変えられる機能について書きました。今回は移動平均線を銘柄毎にフィットさせることで、抵抗ラインを探す機能です。
第5回 機能の解説:トレンドライン、日足/週足/月足
今回はチャート機能の3回目です。 1回目はチャート表示期間を自由に変えられる機能について書き、2回目は移動平均線の最適化の方法について書きました。
3回目は「知れば知るほど面白くなる」トレンドラインの使い方について説明します。
第6回 機能の解説:押し目・戻し目ライン
もう半分まで来ました。今が一番面倒臭くなるタイミングだと思います。
言い換えますと、このタイミングで多くの投資家がギブアップして、チャートを投資の武器にできずに終わってしまいます。逆に言いますと、ここを乗り越えますと、チャートを投資の武器にすることが面白くなり、面白くなれば意欲も復活しますので、 ここが勝負どころと考えて頑張りましょう。
最終回 機能の解説:新値銘柄数、信用評価損率
最後の二つは、私が株式市場の転換点を探すときに使ったものですが、 的中精度は非常に高かったので、ぜひ使い方を覚えていただきたいと思います。

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