トップなぜみんな「チャート」と騒ぐんだろう「第2回 上昇相場なら買っても間に合うタイミング」

なぜみんな「チャート」と騒ぐんだろう

第2回 上昇相場なら「買っても間に合うタイミング」

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第1回では、買った時に負けないタイミングを探せる唯一の武器がチャートであり、チャートを使わずに株式投資で勝ち続けることはほぼ不可能と申し上げました。つまり、投資のベストタイミングをチャートから探す方法を申し上げました。

今回は、ベストタイミングではないが上昇相場なら「買っても間に合うタイミング」について申し上げます。

現在の水準がまだ上昇初期なのかのチェック【買っても間に合うかもしれないタイミング】

株価が上昇してしまえば「上がれば下がる」のことわざ通り、「何時、下がるかわかりません」ので、 勝つ確率をアップさせたい人は、買わずに下落を待つことになります。

まだ間に合うタイミングと、買っては危ないタイミングをどうやって見分けるのか

上昇相場に限定して申し上げますと、実は「いつでも、どこでも、買いタイミング」と考えても大丈夫と言うことになります。 なぜならば、将来の株価は「今の株価よりも高くなる」のが上昇相場です。

では、何を悩むのか。二つあります。
一つは、買うタイミングによって利益率が変わることです。 1回だけを見ればあまり変わりませんが、3年、5年と長く投資しますと「その差は想像以上に大きくなります」から、 できれば「安く買うべき」と言うことになります。

もう一つは「資金効率」の問題です。
例えば、200円から300円まで上昇した銘柄を300円で買います。その後に240円まで20%下落したとします。

そこから360円まで上昇すれば60円の利益になります。

しかし、300円で買わずに240円まで下落してから買った場合、280円で売却して利益を得、 その後に255円まで下落して買い、300円まで上昇売り、再び280円まで下落して買って、360円で売却したとしますと、 前者は1回で60円の利益しか得られないのに対して、後者は40円・45円、80円間の利益を得られますので、 トータルで165円の利益になります。

これは成功した時のケースの一つですが、申し上げたいことは「高値で買って、その後に下がってしまって、 再び高値まで戻り、遂には高値を上回る」という相場になるのが上昇相場ですから、 安く買って資金効率をアップさせるという投資方法が「上昇相場の投資方法として、いかに重要か」ということがおわかりと思います。

つまり、高値で買えば1回転しかできないのに、株価が下がるまで待って、下がってから買えば、少なくても2回転、 ラッキーならば3回転、4回転できるので、上昇相場であっても「下がってから買う」という割安株投資はとても重要になります。

1990年から1995年までのような下落トレンド相場は「割安株投資でも、大きく下がるまで待つ投資の方が良いのですが、 2003年から2005年や2013年からの上昇トレンド相場の場合には「ほとんどの調整はあまり下がらない調整で、 年間で1〜2回くらいだけ大きく下がる相場」となりますので、待っているとまったく買えないということになります。 割安の買いタイミングを小さな割安に修正しなければならないと言えます。

1.今が高値にあるのか

高値にある場合は投資家が総強気になっているときであり、 誰が考えても「明日以降も株式市場は上がり続ける」と思われるときです。 株式市場には「人が行く裏に道あり華の山」と言うことわざもありますように、皆と逆を行かなければ勝てませんので、 「総強気=間もなく下がる確率が高い」となりますので、ここは「100%買ってはいけない」ときということになります。

2.今が下落し始めたばかりなのか

下がり始めたばかりということは、少し下がってまた上がる可能性もありますので、一番取捨選択が難しいときです。 どちらかをチャートで判断できる人はとても少ないので、無難な選択としては「大きく下がるのを待つ」という選択が良いと思います。
高値圏でも利益調整があったあとに、再び再び上昇に転じると言う展開を繰り返す相場も有ります。 これは超強気の上昇トレンド相場でだけ起こります。

この高値圏では投資してはいけないかと言いますと、投資するという選択肢も間違いではありません。 昔から「買い続けて、最後の一回だけ早めに損切する」という投資方法がベストと言われています。
つまり、10回投資して、1回負けるならば100%勝者になれるからです。

問題は、最後の1回の損切率をどうするかということです。この「買い続ける」選択した方は考えて下さい。 なぜ、皆がこの方法を取らないのでしょうか。 この方法を取っているのは「証券会社のお金を使って、 投資しているディーラー」などのプロの投資家だけだということを考えてみて下さい。

3.今が下落途中なのか

下落中の時は簡単です。答は流れが下落に変わった可能性が高いので、大きく下がるのを待てばよいということになります。
問題は「何を規準に下落中」という判断を下すか、ということです。 そして、ほとんどの投資家は判断できませんので、下落中と思ったら『触れない』で、底を打つのを待つ方が良いと思います。

4.今が安値圏にあるのか

大きく下がった時は簡単です。多くの投資家は底値で買いたいと思いますが、これは最も大きな間違いです。 投資家が底値で買うことは「ほぼ不可能」です。
では、どうすればよいのか
上昇トレンドの時は簡単です。大きく下がったということは「どこで買っても儲かるのに、大きく下がってくれたわけですから、 目をつぶって買えばよい」と言うことになります。つまり、底値近辺ならばまったく問題ない。 底値近辺で良いと思えれば買う決断をし易いので、買い逃さないのです。
上昇トレンド相場で絶対にしてはいけないことは「買い損なう」ことです。買い損なわないための工夫は必要です。

5.今が上昇初期なのか → 6. 今が上昇中期なのか → 7. 今が上昇末期なのか → 8. 今が高値圏にあるのか

このように、株式市場は常に1〜8の相場を繰り返します。ということは、この株式市場の習性を利用して投資した人が株式投資で勝ち続ける人になります。

本に書いてないチャート機能の使い方 - 目次

第1回 チャートとは何か?
ローソク足の見方については色々な本で解説されています。
ローソク足の見方がわかれば株式投資で勝てるかと言いますと、 私の知り合いのテクニカルアナリストはまったく当たりません、 というよりも当たったところを見たことがありません。 つまりチャートの理論的な使い方がわかっても株式投資に勝てるわけではありません。
昔、私は「チャートにはお金が落ちている」と言っていたことがあります。
つまり、チャートを活用すれば株式投資で勝つ確率をアップできると言うことになります。
第2回 チャートのどの機能を使うのか?
チャート機能で個別銘柄分析に求める機能はA. 今の株価水準が割安なのか、適正なのか、割高なのか B. 今のトレンドはどっちを向いているのか C. どこまで下がるのか、どこまで上がるのか と言う三つです。
第3回 機能の解説:チャートの表示期間を自由に変更
それでは一つずつチャート機能の使い方を説明します。チャートの機能につきましては、作った人の意思が反映されますので、どの会社が作ったチャートもそれぞれ独特の機能を持っています。
ここではチャートの基本的な機能と、あれば便利な機能の中で、自分が好きな機能を見つけることから始めればよいと思います。
第4回 機能の解説:移動平均線
今回はチャート機能の2回目です。 1回目はチャート表示期間を自由に変えられる機能について書きました。今回は移動平均線を銘柄毎にフィットさせることで、抵抗ラインを探す機能です。
第5回 機能の解説:トレンドライン、日足/週足/月足
今回はチャート機能の3回目です。 1回目はチャート表示期間を自由に変えられる機能について書き、2回目は移動平均線の最適化の方法について書きました。
3回目は「知れば知るほど面白くなる」トレンドラインの使い方について説明します。
第6回 機能の解説:押し目・戻し目ライン
もう半分まで来ました。今が一番面倒臭くなるタイミングだと思います。
言い換えますと、このタイミングで多くの投資家がギブアップして、チャートを投資の武器にできずに終わってしまいます。逆に言いますと、ここを乗り越えますと、チャートを投資の武器にすることが面白くなり、面白くなれば意欲も復活しますので、 ここが勝負どころと考えて頑張りましょう。
最終回 機能の解説:新値銘柄数、信用評価損率
最後の二つは、私が株式市場の転換点を探すときに使ったものですが、 的中精度は非常に高かったので、ぜひ使い方を覚えていただきたいと思います。

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