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会社四季報の見方

第2回 記事の見方

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(3)記事について

B記事の前半は業績について書かれた業績記事、後半は株価材料について書かれた材料記事といわれます。【業績】欄にある今期・来期の業績予想の数字の根拠をこの業績記事欄で書いているのです。
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記事欄の冒頭、【 】の中に書かれている見出しを見て、【大幅増】【最高益】などの強い言葉が書かれている銘柄を探せば、儲かっている会社がひと目でわかります。そして、その見出しにはよく使われる独特の表現や用語があります。

業績動向を示す表現は、前期との比較を表すもの、四季報の前号との比較を表すもの、利益の水準を示すもの、の3つに分けられます。前期との比較では、利益が増える場合に【増益】、減る場合には【減益】という言葉をよく使います。このほかにも編集部は、増益、減益の程度や企業業績の勢い、方向感を表すために、表現にさまざまな工夫を凝らしています。下記の表の上段は主な前期比較の見出しです。

次に、前号との比較を表す表現があります。四季報は3カ月ごとに業績予想を見直していますので、予想が前号と異なるケースは珍しくありません。そこで、利益見通しが前号より今号では増える場合に【増額】【上振れ】【増益幅拡大】といった用語を使います。反対に減る場合が【減額】【下振れ】などです。つまり、前期対比では減益予想でも、前号と比較して、利益見通しが増えれば、【増額】や【上振れ】といった表現が使われます。増益見通しが、さらに拡大する場合も同様です。

3番目は利益の水準を表す用語です。今期の利益見通しは横ばいながら、過去と比べて利益水準が非常に高い場合は【高原】【高水準】、逆に利益水準が非常に低い状態が継続している場合は【底ばい】【低水準】といった表現を使います。したがって、若干、利益が減っても【高水準】という見出しが立つことがあるのです。

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