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2018/10/28 21:55

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ケンミレ塾 第5回 入門編 注文上手になる
こんにちは!!

のれんをくぐると、商品メニューはおよそ3800種類。
この店では、注文の仕方を間違えるといつまでたってもお預けです。注文の仕方によってはすぐに運ばれてきますが、会計する時に自分の予算とは大きく違ってびっくりということもあります。

実は店にはもうひとつの入り口があって、そこには商品を売りにきているお客さんたちがいます。
安心なことには明朗会計なので、買いたい人売りたい人それぞれの注文控えを見せてもらうことができます。

さぁ、株価形成メカニズムを理解して、自分の思い通りに注文を通せる賢い投資家を目指しましょう!

ケンミレの投資塾(第5回)=入門編= 目次

注文上手になる

1.値段の付き方
 ▽板で注文状況を読む
 ▽株価は幾ら刻みで動くの?
 ▽指値と成行
 ▽売買を促す特別気配
 ▽株価は1日に何円まで動く?
2.賢い買い方・売り方
 ▽指値と成行の使い分け
 ▽投資対象から外す銘柄
 ▽特別気配を見送る余裕
★ 今回のまとめ
1.値段の付き方
初めは専門用語が多くてチンプンカンプン、でも慣れてしまえば当たり前。
初心者の方は、売買の時に良く使われる言葉をこの機会に覚えてしまいましょう。中・上級者でも入門編からお読みくださっている方は、「基本の中で忘れていることがないか?」のチェックとしてお使いください

さて、新聞の株式欄や証券会社の店頭で、もちろん『ケンミレ』の中でも、4本値{よんほんね}の表示は株式投資をする以上、常に目にするものです。

始値{はじめね}350円   ・・・寄り付き{よりつき}とも言います
高値{たかね} 375円   ・・・ザラ場高値とも言います
安値{やすね} 345円   ・・・ザラ場安値とも言います
終値{おわりね}360円   ・・・大引け {おおびけ}とも言います

(ザラ場とは、寄付きから引け迄の間の時間のことです)

投資家の売りと買いが合致すれば、売買が成立(約定{やくじょう}と言います)して値段が付きます。上から順に、その日の朝一番に約定した株価、一日の中で一番高かった株価、同じく一番安かった株価、その日の最後に約定した株価、という意味です。

東京証券取引所で売買の取引ができるのは、午前は9:00から11:30、午後は12:30から15:00迄です。午前を前場{ぜんば}、午後を後場{ごば}と呼んでいます。
前場の最後の取引や株価のことを前引け{ぜんびけ}、後場の最初の取引や株価のことを後場寄り{ごばより}と言います。
ニュースなどで、「株価がいくら上昇(下落)した」と解説されている場合には、前日の終値が基準にされています。

この4本値は言わば、その銘柄の一日の株価変動のダイジェストです。では、取引時間中に刻々と変わる値段はどのように付いてゆくのか、その仕組みを見てみましょう。
板で注文状況を読む

いろいろな投資家から出された買いや売りの注文は、銘柄ごとに一つの場所に集められます。そして、価格ごとに注文の状況が表示されます。この表示されたものや、発注状況のことを、板{いた}とか、売買{バイカイ}と呼んでいます。

株価がどのようにして決まるのかということを知っていれば、いざ自分が売買しようという時に前もって板を見れば、買い注文や売り注文をいくらで出せば約定する確率が高いのかという、投資家にとって非常に現実的で大切なことが分かるようになります。
また、もっと慣れてくれば注文の板を見て、株価の動きがどこで止まるのかとか、どこで株価が大きく上昇(下落)するのかなど、株価の動きに対する予想もある程度できるようになります。

証券会社に「A銘柄の板を教えてください」と頼むと、「買いは506円に2000株、505円に6000株、504円に1000株で、売りは507円に2000株、508円に3000株、509円に6000株あります。」などと返ってきます。これは、こんな形で表示されています。
(証券会社に口座を持っていれば、板情報をインターネットで自分で見られます。)

板情報の表示例

売りも買いも、最も優先される注文の値段が合致したときに、その値段が約定値段になります。最も優先される注文とはどんな注文かというと、2つの大原則があります。
価格優先の原則

売り注文が複数ある場合には、値段の低い注文が優先され、買い注文が複数ある場合には、値段の高い注文が優先されます。

この板の場合は、売り注文で最も優先されるのは、507円2000株の注文で、買い注文で最も優先されるのは506円2000株の注文です。
時間優先の原則

同じ値段の注文については、先に出された注文が優先されます。

この板の場合に、507円2000株の注文は2件となっています。仮にA証券・B証券1000株ずつの注文で、先に出したのはA証券だったとします。この時に507円で1000株買う注文を出した場合には、売買は成立し、株価は507円に更新されます。買った相手はA証券で、板には、507円で1000株というB証券の売り注文が残ります。

1000株約定した後の板

株価は幾ら刻みで動くの?

株価は買いが多くなれば上昇し、売りが多くなれば下落します。この時に『幾ら刻みで動くのか』のことを呼値{よびね}と言い、これは証券取引所や証券業協会で決められています。

この呼値は、株価によって違います。安い株価の銘柄と高い株価の銘柄では、1回で動く株価の幅が違うのです。
取引所上場の銘柄の場合は、2000円以下の銘柄は1円刻みで、2000円を超える銘柄は5円単位、3000円を超える銘柄は10円単位で動きます。
JASDAQ上場の銘柄の場合には1000円以下の銘柄は1円刻みで、1000円を超える銘柄は10円単位、1万円を超える銘柄は100円単位となっています。

取引所上場の銘柄の場合、以前は安い銘柄でも大きな刻み幅だったのですが、株式市場の急落を防ぐために変更されました。
かつては株価が1500円の銘柄は10円刻みだったので、特に下げ相場での動きが激しかったのですが、1円刻みに変更したことで動きがなだらかになり、結果として下落幅が小さくなり、バブル崩壊後の株価対策としては成功したものと言えます。

呼値の刻みについては、会社四季報や会社情報の後ろの方のページに記載されていますので、参考にしてください。
寄り道コラム
取引所上場銘柄とは、東京・大阪・名古屋・札幌・福岡の各証券取引所で取引される銘柄です。

JASDAQ上場銘柄とは証券会社の集まりである日本証券業協会の作ったJASDAQ市場で取引される銘柄のことです。JASDAQ市場は、中小中堅ベンチャー企業向けの市場で、日本証券業協会が開設し、株式会社ジャスダックが運営をしています。

指値と成行

注文の出し方には『指値{さしね}注文』『成行{なりゆき}注文』の2種類があります。

『指値』とは、自分で価格を指定して売買の注文を出すことです。
例えば3000株買いたい時に1000円で指値をしたとすると、1000円以下の売り物が3000株あれば買えます。3000株売りたい時に1000円で指値をしたとすると1000円以上の買い物が3000あれば売ることができます。
このように、対応する注文があれば自分の希望どおりの値段で売買ができますが、反対に、注文の値段に1円違うだけでも売買は成立しません。

直前の板の例を使って指値注文する場合を考えてみましょう。
20000株を買いたい時に、今より安い506円で指値をすると、20000株全部買えるためには、506円以下で売ってもいいという注文があと22000株出れば成立します。株価が下がってきている場合には、指値をしておいて待つということができます。

今すぐ買いたい時には、510円で指値をすれば、510円以下に合計で25000株の売り物がありますから、買うことができます。
この時、1000株は507円で、3000株は508円で、6000株は509円で、そして10000株は510円で買えたことになります。この507円、508円、509円、510円という順番に付いた値段のことを『歩み値』と言います。

すぐ買いたくて指値注文したときの板

『成行』とは、価格よりも、確実に売ること買うことを優先させたい時に、値段は指定せず株数だけを指定して売買の注文を出すことです。
対応する株数さえあれば売買できます。また、指値注文に優先して成立します。
しかし、こんなはずではなかったという値段で約定してしまうこともあります。

先程と同じ板を使って成行注文する場合を考えてみましょう。
40000株を買いたい時に、この板では売り注文の合計株数が30000株しかありませんから、512円まで値段が付いたところで、10000株残したまま売り物がなくなってしまいます。

成り行き注文したときの板

売買を促す特別気配

このように一方に注文が偏ってしまった時には、証券取引所はサインを出します。それでも一定の値段の幅の中で売買が成立しない時には、『特別買い気配』というサインになります。

なぜ、このようなサインがあるのでしょう。

特別買い気配になると、その銘柄が目立ちます。このような時は、その銘柄を持っている投資家にとっては、今売れば必ず売れる可能性が非常に高い状況ですから、この特別買い気配に気が付いた投資家が売り始め、徐々に売買が成立していきます。一定時間が経ってもまだ買い注文が残っていると、もちろん上限はありますが、株価が更に高くなってサインが出ます。

この場合とは反対に、売注文が多くて買注文の株数が足りない場合には『特別売り気配』となります。

証券取引所が特別買い気配とか特別売り気配というサインを出す理由には、投資家に注文が集中している銘柄があるということを知らせる目的があるのです。
証券取引所は、成立した売買高(出来高{できだか}と言います)に比例して証券会社から利用料金を得ていますし、正常な範囲内であれば株式市場で売買が活況になるのは日本の経済が元気だということです。ですから取引所は、『取引が増えるようなルール』で運営されています。

ここで成行注文をしていたことに考えを戻しますと、値段を指定していないところに証券取引所のサインが出ますと、自分が想定していた値段よりかなり高い値段で売買が成立してしまうということもあります。
株価は1日に何円まで動く?

もし株価に制限がなければ、暴騰暴落で株式市場が大きく変動し、短期的な要因で株式市場と経済が影響を受けてしまいます。
投資家も、終わってしまえば「なぜあの時パニックになったのだろう」と思うのですが、突発的な事態が起こるとパニックになり、冷静な判断が出来なくなってしまいます。
それを防ぐために、株式市場では前日の終値を基準として上下一定範囲を定め、1日に変動する最大の値幅を決めています。これを『値幅制限』と言います。

この値幅制限もその銘柄の株価によって変わります。
原則として100円未満の銘柄の値幅は上下30円で、100円以上200円未満の銘柄の値幅は上下50円です。
ただし、JASDAQ上場の銘柄のうち「マーケットメイク銘柄=通常の売買方法と異なり、マーケットメイカーと呼ばれる証券会社自体が売り手・買い手となって取引される銘柄」に指定されている銘柄は、値幅制限がありません。

この値幅制限の下限まで下がることを『ストップ安』、上限まで上がることを『ストップ高』と言います。

株価が70円の銘柄は、株価がいくら変動したとしても1日の中では、一番安くても40円、一番高くても100円までの値段しか付かないということです。
つまり、この値幅制限を超えた値段を指値注文しても、当日の売買は成立しません。

取引所上場の銘柄の場合は、3日連続して、ストップ高またはストップ安のまま売買成立しなかった時は、翌営業日から制限値幅が2倍に拡大さます。この時拡大されるのは、ストップ高が連続した場合には上限のみ、ストップ安が連続した場合には下限のみの値幅が倍になります。

それ以外でも、証券取引所が異常と認めるような時には、値幅制限が行なわれる事があります。例えば、NYテロ事件の時などは、時限で値幅制限を従来の半分にして、暴落を食い止める策が取られました。

株価による値幅制限の金額の違いの詳細は、会社四季報や会社情報の後ろの方の呼値の刻みと同じページに記載されていますので、参考にしてください。
2.賢い買い方・売り方
指値と成行の使い分け

誰でもが「安く買って高く売りたい」と思っていますが、単に自分の希望額を通そうと思っても、実際には買えなかったり売れなかったりします。

底値に近いところで買って、確実に売れる価格で売るためには、これまで見てきた注文の仕方と値段の付き方を踏まえて、より確実に約定するためにはどのように注文を出せば良いのかを考えてみましょう。
買いたい時には待ち伏せる

(1)一番安全な投資方法は『待ち伏せ買い』です。
待ち伏せ買いをするために適している銘柄とはどのような銘柄で、実際どのようにすればいいのかと言いますと、

上昇する材料(理由)があって株価が大きく値上がりした後、上がり過ぎの調整によって、一時的に大きく値下がりしている銘柄=割安株を探します。
そして、もう少しで『値下がりが止まる可能性がある価格』に近付いた時に、ここまで下がれば買いたいという価格を決めて、その価格になるまで待ち、その価格になったら買うという方法です。
このようにして待ち伏せ買いをしたい価格が決まったら、『指値注文』をするのです。
指値注文には、『その日1日だけ有効な指値=当日注文』と『約定するまで指値を一定期間出し続ける=出合注文{であいちゅうもん}』があります。出合注文が出来る期間は証券会社毎に違いがありますが、その週末までで区切ることが多くなっています。

(2)価格はさておき、どうしても買いたい時には『成行注文』で買います。
成行買いをする場合には次のような方法があります。

寄り付き買い
前引け買い
後場寄り買い
大引け買い
場中(前記の4つ以外)の成行買い
成行で買う場合には、売り注文が少ししか出ていなかった時には、結果的に『自分が買いたいと思っていた価格よりも高い価格』で買ってしまうことになります。ですから成行注文をする時には、事前に板で売りの指値注文株数をチェックしましょう。
買ったらすぐに売り指値

売る場合には『指値売り』『成行売り』のどちらでも良いと思いますが、どちらがベターかと言うと、それは指値売りです。
なぜかと言うと、自分が買った株の株価が上昇すると、もっと上昇し続けるのではないかという期待感で持ち続けているうちに、結局売り損なう危険性があります。これを防いで確実に売るためには、買った時にすぐ売値を決め指値注文を出しておく方法が一番有効なのです。

売指値をし忘れた場合などで、気が付いたら既に目標利益に達していたというような時には、できるだけ早く確実に売るために、成行売り注文を行ないます。
どちらにも共通していることは『株価が上昇している間に売る』ということです。

この時には、売った後に株価が更に上昇しても当たり前だと思って下さい。
売った後に株価が上がると、多くの人は「もっと長く持っていれば良かったのに失敗した。次にこういうことがあったらもっと我慢しよう。」と思ってしまいます。しかし、売った後に株価が上昇しないことを目指すということは『最高値で売る=それより高い値段で買いたい人が一人もいない値段で売る』ということになります。最高値がいくらになるのかは誰にも分かりませんから、奇跡でも起きない限り『常に最高値で売ることは出来ない』のです。ですから、売った後に株価が上昇するのは当然のことです。

株価が上昇している時には買いたい人がたくさんいるのですぐに売れますが、株価が一旦下落に転じると今度は買いが少なく、売りが多くなりますので、自分が思っていた価格よりも安い価格でないと売れない可能性が高くなります。
だからこそ、上昇中の確実に売れるところで売って利益を確定させることが重要なのです。
投資対象から外す銘柄

株価は買いたい投資家の買いたい価格と売りたい投資家の売りたい価格が一致した時に値段が付きます。買いたい投資家が340円で買いたいと思って指し値をし、売りたい投資家が355円で売りたいと思って指し値をした時には、この銘柄には値段が付きません。売りたい人や買いたい人が少なければ価格が一致する可能性は低くなります。
新聞などでその日の価格のところに数字がなく『−』と表示されている銘柄は、このように値段が付かなかったということで、株式市場ではこのことを『できず』という表現をします。

株式投資の利点は流動性が高い、換金性が良いということです。不動産や宝石、ゴルフ会員権などは、売りたいと思っても参加者が少ないのでなかなか売れませんが、株式投資は多くの参加者がその時々の時価で売買していますので、ほとんどの場合には売ることができます。つまり、急に現金が必要になった時に現金化しやすいことが株式投資の利点の一つになっています。

頻繁に『−』=『できず』となる銘柄や出来高が少ない銘柄には、株式投資の利点である流動性・換金性がありませんので、基本的には投資対象から外すべき銘柄ということになります。

しかし、直近で上昇した後に下落して出来高が少なくなっているだけならば、再び株価が上昇すれば出来高も増加しますので、上昇している間に売るという投資方法を取れるなら投資対象としてもかまいません。

このように、株価に値段が付かない理由のひとつは、その銘柄に『魅力がない』ので、買いたいと思う投資家がいない場合です。

しかし、『魅力がある』銘柄なのに値段が付かない場合もあります。

魅力的な銘柄は買いたい投資家が殺到しますので、買いが多く売りが少なくなります。魅力的な銘柄は、これから上昇する確率が高い銘柄ということになりますので、既に持っている投資家も手放さないからです。このような銘柄は特別買い気配になりやすい銘柄です。
特別気配を見送る余裕

特別買い気配は、取引所がサインを出すほど売り株数が極端に足りない、人気沸騰銘柄ということになりますが、特別買い気配銘柄に投資するのは、基本的にリスクが高いと考えてください。

特別買い気配(通常は単に買い気配と言っています)になりますと、目先の短期売買をするデイトレーダーや証券会社のディーラーなどが参加してきますので、買い気配のサインが出ると更に買い注文が増えます。

そしてその後に『寄り付いたと同時に下落』することが良くあります。これは、更に上昇するからすぐに売れると思った投資家が買ったものの、予想より上昇力が弱かったと判断した場合に売ることがあることと、他には、買い気配になって確実に売れる可能性が高い状態にあるので、その株を持っている投資家に対して証券会社の担当者が連絡し『売る予定がなかった投資家の売りが増える』という理由などがあります。

もっと上がると思っていた銘柄が急に下落した時の対処は難しいですから、特別買い気配銘柄を買うという投資方法は、初心者には向いていません。

稀に、寄り付いた後に再び買い気配になったり、そのまま上昇を続ける銘柄もありますが、このような銘柄は『大底圏で推移していた』銘柄です。ある程度上昇した後に買い気配になった銘柄は、最後の一勝負と考えて投資する投資家が多いですから、寄り付いた後に下落するケースの方が多くなります。

株式投資で確実に利益を積み上げていく方法は『割安株だけを買う』ことです。
割安株は探せば見つけることが出来ますので、わざわざストップ高したオーバーバリューになっている可能性が高い銘柄に投資する必要はありません。
雰囲気に踊らされず、見送る余裕を持ってください。
★今回のまとめ
投資家は普通、自分が買った銘柄の株価は全て上がって欲しいと思い、売った銘柄の株価は全て下がって欲しいと思っています。また、買う時には1円でも安く買い、売る時には1円でも高く売りたいと思っています。
この気持ちが大きくなると『買う時は臆病になり、売る時は欲張りになる』ので、株式投資で勝つ確率が低くなります。

1円の狂いもなく大底や天井でぴったり売買するなんて、1回でも滅多に実現できることではないのに、売買の度にそれを望むのは無理なことです。株価がいくらの時に、大底や天井になるかというのは誰にも分からないのですから。

ですから、財産構築の手段として株式投資を行いたい場合には、底値に“近い”値段で買って、買い手が大勢いて“確実に売れる”値段で売ることが、基本になります。

ところが唯一、「買う時は出来るだけ安く、売る時は出来るだけ高く」と思っても良い投資タイミングがあります。それが注文を出す時なのです。

注文の出し方には指値注文と成行注文があり、その意味と使い分け方は既にご説明しましたが、賢い注文の仕方はこの『指値か成行か』に集約されます。

コンピューターも無ければ投資ソフトも無い、勿論インターネットで簡単に情報を見ることもできないという一昔前の株式投資では、場中に相場を見ながら『買いは指値・売りは成行』という方法が一般的でした。
高値を買いたくないと思いますから、必然的に買いは『現在の株価よりも下値で、しかも下げ止まる可能性が高いと思われる株価での指値』となります。買った後でうまく上昇した時には、上昇した時点で「とにかく確実に売りたい」ということになるので成行で売るという方法にならざるをえません。

しかし現代では、コンピューターが発達し、更に投資ソフトもレベルアップしましたので、古典的な方法をわざわざ採用する必要はありません。
底値に近い買い値や確実に売れる売り値を使って、売買することができるのです。
売買注文の出し方

(1)場中の株価が動いている時に、買対象となる銘柄を選んだり買い値を決めようとすると、その時に急騰している銘柄を買いたくなります。急騰銘柄でなくても、場中だとチェックする時間が余りありませんので、既に株価が高くなってしまっているのに良く分からないままに高値を買ってしまう危険があります。

このリスクを回避する方法は『株価が動いていない時』に、銘柄と買い値を決めるということです。そのためにケンミレでは、前引け情報と大引け情報だけに限定して株価データを提供しています。
そして、お昼休みや夜にソフトで分析をして、買いたい銘柄の買値が目標レベルに近い場合にはすぐに、後場寄りや翌日の寄り付きを目指して『買い指値注文』を出し、目標まで遠い場合にはまずは【買いたいシグナル】ソフトに登録をしておいて、後日目標レベルに達したら『買い指値注文』を出します。

(2)場中の株価が動いている時に、売り値を決めようとすると、株価が上昇しているところを現在進行形で見ていますから「もっと待てばもっと上昇するのではないか」と考えて、売り注文を出すタイミングを決められなくなり、結局持ったままで終わってしまうことが多々あります。

この失敗を防ぐためにケンミレでは『買った時点で売り値も決定』する投資方法を採ります。売り値まで余り離れていない時には、買った後、すぐに『売り指値注文』を出し、売値まである程度離れている場合には【売りたいシグナル】ソフトに登録し、売値に近付いた時に『売り指値注文』を出します。
プロの投資家は別の方法も使いますが、個人投資家はプロの投資家ほどの情報は取得出来ませんので、上記のような方法での『買いも売りも指値注文』が一番良いと思います。
プロの板を使った投資方法は応用編でレポートすることにしましょう。

最後に復習!『賢い買い方・売り方』
※安全なのは待ち伏せ買い
※買ったらすぐに売り値を決める
※場中の株価変動に心を乱さない


2018/10/22 09:08

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ケンミレ塾 第四回 勝ち組の鉄則は「忍耐と勇気」

加には常に「欲望と恐怖心」が渦巻いています。高値を買うのは危ないと分かっているのに、つい高値を勝ってしまうのは「欲望」がさせますし、逆に大底を売ってしまうのも「持っていたらもっと下がってしまうという恐怖心」が起こされます。
従って、欲望と恐怖心をコントロールできれば、株式投資の勝者に慣れる確立をアップできます。

◆どうすれば「欲望と恐怖心」をコントロールできるのか

正面から欲望と恐怖心に立ち向かった人の99%は負けると思います。何故ならば、欲望と恐怖心はコントロールできないものだけからです。

コントロールできない欲望と恐怖心ならば、コントロールしようとすることに意味はなんいのではないか

先ほど、正面から欲望と恐怖心に立ち向かえば勝てないと言いました。つまり、欲望と恐怖心を意識させないようにすれば、欲望と恐怖心は表に出てきません。出てこなければコントロールしたのと同じになります。

◆欲望と恐怖心が株価の動きを決めるといましたが、それを示すものがあります。それは三つのバリューラインです。

それは「アンダーバリューライン」「フェアバリューライン」「オーバーバリューライン」の三つです。

本来、株価はフェアバリーライン(正しい評価額)で推移するのですが、欲望が強くなりますし、フェアバリューラインからオーバーバリューラインの方に上昇します。

オーバーバリューラインの天辺まで上昇しますと「更に上の価格を買う投資家がいません」ので、株価の上昇が止まります。

株価の上昇が止まりますと、高値で買った投資家が「持っていたら損をすると思って、慌てて持ち株を売ります」ので、株価は下がり始めます。

株価が下がり始めると、高値で買っていた投資家が慌てて売りますので、株価はさらに下がり続けて、フェアバリューラインまで下がります。

本来はフェアバリューラインで止まるはずなのですが、ここまで下落しますと、持っているとさらに下がって損をすると思った投資家が「恐怖心」から持っている株を売ります。

この恐怖心が株価をさらに下げさせ続けて、株価はアンダーバリューラインまで下落します。アンダーバリューラインとは「それ以上、株価が下がらないライン」と言います。

ここまで下落しますと下げが止まり、再びフェアバリーラインに向けて上昇します。

あとは「この流れを繰り返して株価チャートが出来る」事に成りますので、投資家は「この株価の動きを利用して投資をすればよい」「欲望でオーバー張りに成ったら、持っている株を売るか、持っていない人は、株価が下がるまで持つ」事になります。

逆に恐怖心から株価が下落すれば、この恐怖心を使って割安株投資や底値買い投資(転換点投資)をします。
これをケンミレは「株価変動のメカニズムを利用したバリュー投資をする」と言っています。

買いたい欲望を制御するのか「忍耐」であり、大きく下がっていて、買うのが怖いと思う時に買うのが「勇気」ですから、株式投資で勝つために必要なのは「忍耐」と「勇気」ということになります。

★勝者に必要なものは「確率とリスクヘッジ」です。

エグゼ流投資の基本中の基本は「負けない事」です。
大きく下ったので株を買い、予想通りに上昇したが、そこで上昇が止まり、再度下落して、前回の買値近辺まで下落した時の「投資家の取るべき道」は「持っている株を売ること」です。

大きく下落したあとのリバウンド後に、もう一度株式市場が下った時の可能性は「ダブル底となって、もう一回大きく上昇する」か「二回目の同じ下値抵抗ラインは突破するのが下落トレンドなので、下落トレンドに入っていれば、そこからさらに大きく下る」かの、どちらかです。

株式投資は@簡単に勝てる時と、A我慢して我慢して漸く勝てる時と、B我慢したら大きく下落して大きく負ける時があります。

このうちの@だけがエグゼ式の勝ちパターンです。Aの我慢するということは、そこで我慢しないで売っておけば、大きく下ったところで買った場合は「トントンが若干のプラスか若干のマイナス」で終わりますので、簡単に仕切り直しが出来ます。

しかし、我慢して持ち続ければ「負けた時には大きな損失」になる可能性が高くなります。つまり、負けない投資ではなく「上がることに掛けた博打投資」になります。

博打投資は「どこかで大損する事」になりますので、財産構築の投資の時には「絶対にすべきではない」と言えます。私が1986年と1987年に7勝3敗で「利益率77%」だった時の投資方法は「勝つ時は大きく、負ける時は小さく」を実践したからでした。

急がば回れという諺通りで、博打をしなくても「待っていれば、簡単に勝てるパターンの投資に出会えます」ので、毎回勝負するのではなく、簡単に勝てる時を待ち、簡単に勝てる時に簡単に勝つ投資方法を行なってください。


2018/10/15 12:32

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★ケンミレ塾 第三回 何故、株は上がったり、下がったりするのか=株価変動メカニズムを考えてみる

株価変動のメカニズムを知れば「株式投資で勝つ確率をアップする」ことができます。株価変動メカニズムを考えて投資している人は殆どいません。

株価変動メカニズムが分かれば「塩漬け銘柄は100%作りません」し、負ける事はほとんどなくなります。株価変動メカニズムとは何かと言いますと、それは三本のラインで説明できます。

株価は三本のラインの間を言ったり来たりしています。下側のラインを「アンダーバリューライン」、上側のラインを「オーバーバリューライン」そして真ん中のラインを「フェアバリューライン」と言います。

メカニズムを説明しますと、
まず株価がアンダーバリューラインまで下落しますと、売り物が出なくなって下落が止まります。そうしますと、今度は「フェアバリューライン」という正しい価格まで株価は上昇します。そして「フェアバリューライン」という理論的に正しい株価まで上昇しますと、今度は欲望が「まだ上がるのではないか」と考えて、更に株価は上昇を続けます。

そして、株価がオーバーバリューラインまで上昇しますと上昇が止まります。上昇が止まりますと「今度は高値で買っていた投資家が早く売らなければ損する」と思って売ります。

そうすると、株価は「フェアバリューライン」に向けて下り始めます。フェアバリューラインで止まれば問題ないのですが、ここまで下落しますと「更に下落するので、早く売らないと損失が膨らんでしまう」と考えた投資家が「恐怖心」から更に売ります。

その売りで株価が「アンダーバリューライン」まで下落すると下落が止まります。

そして、不思議なことに、高値と高値を結んで線を引きますと「オーバーバリューラインのライン」が出来、安値と安値を結んでラインを引きますと「アンダーバリューライン」が引かれます。

これを株価変動メカニズムとケンミレでは2000年に名づけました。

◆株価変動メカニズムを知っていれば、どうして負けない、勝てるのか
それは株価は上がれば必ず下りますので、買うならば「株価が上がる前でなければならない」ですし、株価が上がれば下りますので、株価が下がる前に売って、利益を確定しなければなりません。

つまり、買うときは「株価が上がる前」と、売る時は「株価が下がる前」でなければなりません。

そんなことは「誰でも知っています」が、どうすれば「上がる前のタイミングが分かるのか」「どうすれば下る前のタイミングが分かるのか」と聞きますと、ほとんどの専門家は確固たる理論武装をして「当てる」ことはできないと思います。

第二回と同じように、この問題にも答えが有ります。なぜならば、底値が分かれば、その反対である高値も分かるからです。

但し、これは買って、持っている株の売り場であって、空売りで新たに売る時の売り馬では100%有りませんので、あらかじめ申し上げておきます。

それは汚いとか、ずるいという人もいると思います。

◆では何故、空売りではなく、利食い売りにしか通用しないのか

空売りとは「これからリスクを取りに行く行為」で、利食い売りとは「利益を確定する行為」です。これまでケンミレは二回、空売りソフトに挑戦し、二回とも玉砕しました。玉砕とは「一回の失敗で財産を失うほどのダメージを受ける」と言う事です。

買いは負けても買った金額だけです。しかし、空売りして上がり続けた時には損失無制限ですから全財産を失っても間にあわないかもしれません。

昔、株をした人のなかに「自殺する人」が有りましたが、この自殺するほどのダメージは「空売り」でしか起こりません。それほど空売りは難しく、アバウトではできません。

しかし、買った株を儲けて売る時には、売ったあとに株価が上昇したとしても「捨てに儲けは確定」していますので儲けが無くなることはなく、更に上がった分を儲けそこなっただけです。

これが売りは「利益確定タイミング探し」であり、空売りは損失無制限というルール上で行ないますので、全く次元が違いますし、ケンミレは「まず負けない事」で、次に「勝つ確率が他界時にだけ投資する」ですから、空売りは1000%有り得ない投資、投機と言う事になります。

◆グロース投資とバリュー投資と株価変動メカニズムの関係

株価変動メカニズムからアンダーバリューで買って、フェアバリューかオーバーバリューで売るという投資方法が生れましたし、割安株投資・転換点投資(バリュー投資)と上値追い投資(グロース投資)という見方も生れました。

ではバリュー投資とはどんな投資方法なのか
これは過去に比べて、現在が割安=アンダーバリューなら買うという投資方法です。これに対して、グロース投資とは、現在の株価が将来の企業業績に比べて割安ならば買うという投資方法です。

安全性重視のバリュー投資とリスクオンのグロース投資と言い替えても問題ないくらいピタリと合います。
グロース投資は売買回数が多い投資方法です。買って、上がったら売って、売ったらまた買って、買ったらまた売って、売ったらまた買うというのがグロース投資です。

言い替えますと、グロース投資は「最後の1回は最高値近辺で買って、必ず損切りをする」ことが前提となります。最後の1回がずっと先ならばトータルでプラスになりますが、直ぐに天井が来た時には損をします。

過去、有名なグロース投資相場が有りました。それは最初のソフトバンク相場と光通信相場です。異常相場だったのですが、この時は外形証券が「株価が上がるたびに目標株価を引き上げた」ことで、最後の高値からの下落相場は暴落相場となり、多くの投資家が致命的な損失を被ったのでした。

グロース投資は、知らない将来の企業業績をアナリストが予想します。しかし、本当は経営者でも分からない経営を頭で勉強したアナリストが分かるはずはありません。
何故ならば、米国政府の方針変更、日本政府の方針変更、EUの方針変更をアナリストが分かるとは思えませんし、景気がこれから数年後によくなる、悪くなるもアナリストには分からないと思います。

では、彼等は「分からない将来を自信満々に話すのか」といいますと、それは「外れても、彼等は損をしないサラリーマン」だからです。

経営者は自分の会社の将来の事業計画を立てる時は「必ず前提条件を付けます」が、経営者が前提条件を付けなければならない事を、経営計画を知らないアナリストが知らないので、グロース投資は個人投資家にはリスクがあるというのがケンミレの見解です。

◆これに対してバリュー投資は安全性の面では抜群の安全性を確保できます。
株価変動メカニズムのアンダーバリューラインを「過去のチャートから推測」するので、大きくは外れない事と、既に大きく下った後ですから、高値と違って「下値硬直性が有りますので、大きくは下らない」という利点があります。

欠点としては、アンダーバリューの認識によって変わりますが、売買回数が年間で「1回」から「4回」くらいしかありません。つまり、グロース投資は投資家にしとっては楽しい投資で、バリュー投資は「買いたい時に我慢する忍耐と怖い時に買う勇気」を求められますので、楽しい投資ではないと言えます。

昔から、楽しんだら「お金を払う」、努力して苦しんだら「お金を貰う」というのが社会ですから、投資家も楽しんで損をするか、我慢してお金を儲けるかを決めなければなりません。

私は「売買している時は楽しいければ、年末になって損した金額を見れば全然楽しくない」投資よりも、「普段は我慢しづつけるけれど、年末に大きく儲けて、遊びに行ったり、家族サービスをしたり、彼女サービスをしたりするお金が有る方が良い」と思っています。


2018/10/09 10:54

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第二回 正しいと思って間違えている事が勝ちが遠ざかる原因

株式投資をしている事の多くが1−3年でお金を失って、株式市場から去っていきます。2000年にあるオンライン証券の社長と食事をした時に「1年で終る投資家寿命を半年延ばしたい」と言っていました。

その証券会社の投資家は、投資でお金をなくして、1年以内に株式投資を止めていると言う事ですが、実は1986年から1989年のバブルの時でも、信用取引を使っている投資家の90%が負けていました。

日経平均が12000円から39000円まで4年間で3倍になったのに、信用取引をしている、投資歴が長い投資家の90%が負けているのはどうしてなのか

私の疑問はここから始まりました。誰が考えても12000円が4年で39000円になったなら、ほとんどの投資家が勝って当然なのに負けている、これを解明すれば「株式投資で負けない方法」が分かります。

◆株式投資は利殖目的なのか、社会貢献なのか、企業応援なのかで、やり方は全く違ってきます。
利殖目的以外の場合は、個人の趣味、判断ですから、個人の自由です。しかし、利殖目的ならば「漠然と投資していたらお金を全て失う」ことになります。

1. この商品が売れているとテレビで知ったので、自分もこの商品が好きなので買ったというケース
みんなが知っている材料はすでに織り込み済みであり、個人投資家が知ったときとは「上がった後」の事が多く、投資目的であれば「ほとんどのケースでは買ってはいけない」と言う事になります。
2. 株式投資は「買ったら売らずに持っているべきだ」と良く言われます。確かに、日経平均は4万円、5万円、もしかはしたら10万円、14万円と上昇し続けるかもしれません。
それならば持っていた方が良いと思うでしょうが、それは99.99%間違いです。持ち続けても良い投資はと、個別銘柄ではなく、日経平均などの株価指数を投資信託で買う事です。

これまでに多くの上場銘柄が倒産して、持っていた株券は紙くずになりました。しかし、多くのケースで「経営陣の経営ミス」が原因で起こっています。いまの経営者が優秀でも、次も優秀とは限りませんし、10年20年の間には「駄目な経営者が出る」かもしれません。

したがって、個別銘柄の長期投資は間違っていると言う事になります。

3. 有名な大企業を買うという方法もオーソドックスな投資方法として初心者が行いがちですが、この方法も間違っています。
昔投資顧問をしていた時で、監督官庁に行った時に「優良企業が個人投資家の投資対象としては好ましい」と言われました。勿論、私は違いますよと直ぐに反論しました。
投資としての株式投資の場合は、買った後に「儲かる株が良い株」で「損をする株が悪い株」です。

優良株とか仕手株とか材料株という分類の仕方は先生に任せればよく、投資家にとって良い株とは「今が割安で、買った後に大きく上昇して、大きな利益を持ちらしてくれる株」だけです。
評論家と投資実践は全く違いますし、評論家話は「成るほどと思っても、家に帰って考えなすと、おかしい」という事になります。勿論、評論家のなかには実践も出きる評論家も居ますので、全部がも駄目と言うわけではありません。
4. 本当に危ないのは、投資手法ではなく、投資家自身です。
株式投資の間違いのほとんどは「投資家本人の欲望と恐怖心が招きます」ので、株式投資と勝ちつづけるためには「自己マインドコントロール法を身につける」必要があります。

投資の初心者が間違えやすい事
1. 今、売れている何かを持っている会社の株を買う
2. 株は買ったら売らずに持ち続けると、倒産のリスクが生まれる
3. 投資家にとって良い株とは、優良株ではない

◆自己マインドコントロール法とは
昔はマインドコントロールと言いますとオウム真理教を思いだすので、マインドコントロールという言葉は使えませんでした。そこで私は「ただのマインドコントロール」ではなく、自分で自分のマインドをコントロールすると言う意味で「自己マインドコントロール」と言っています。

マイントコントロール法は色々とあります。
1. 買った後に株価が下がらないでほしいと思うと、なかなか買う決断ができないものです。良く考えますと、買ったあとに下らないということは「瞬間でしかない最安値で買う」と言う事です。しかし、ほんの一瞬の最安値を狙って買う事はほぼ不可能です。

ということは、株を買った時は100%下って当たり前と言う事になります。つまり、買った後に下るものと思って買うならば買い安くなると思います。

2. そうは言っても、買った後に「大きく下ったら困る」と思えば、買った後に下らないでほしいという事と同じで「答えはない」と言う事になります。
この事にも、自己マインドコンドロール法を使えば「答が見つかる」ことになります。

その答えとは「株式市場を水平に見る」ことです。多くの投資家は「底という一点を見てしまいます」が、株式投資は勝つ事であり、勝ち方は完全勝利(大底で買って、最高値で売る)を求めているわけではありません。

となりますと、投資家が考えめる事は「ここで買ったら、買った後にどれくらい下るのか」という事に代わります。買った後に1-3%くらい下った(500円の3%は15円ですから、515円で買ったのと、500円で買ったのでは何が違うか)を考えればよいのです。

500円の30%上昇は650円です。マージンを取って20%上昇で売ったとして600円です。500円で買って600円で売ることと、515円で買って600円で売ることに違いは何か
全く買い損った事と比べれば、500円で買っても、5150円で買っても、両方とも勝ちになります。

つまり、1-3%買い目標株価よりも高くなったとしても、底値圏で買えれば問題ないと言う事になります。ということは、株式投資で勝ち続けるためには、どうやって「底値圏を見つける」が問題だということになります。

◆底値圏が見つけられれば「株式投資で勝つ確率を大きくアップできる」

★★★★底値圏の見つけ方★★★★
ケンミレは割安株投資と転換点投資ですから、1984年から底値圏探しをし続けていますので、底値圏探しの歴史は古い方かもしれません。

2018年10月現在のケンミレの底値圏探しの方法は「ほぼ最終段階まで完成」しました。人間が全く関わらずに転換点を探せ方法が完成したのは2018年9月中旬でした。

底値圏探しの二つのソフト「転換測定ソフト」と「転換予測ソフト」については別の回で申し上げます。


2018/09/30 17:20

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ケンミレ塾2018年版 第一回 ケンミレ塾の目的とカリキュラム

最初にケンミレ塾を書いたのは1999年で、それから2回改定版を出していますが、2018年版は20年ぶりの全面改定版になります。

時代の進化を感じながら、毎週1回トータルで50回前後書く予定ですが、20年間でケンミレの投資理論が変わったのか、それとも投資理論は変わらずに、実践方法が変わったのか、進化したのか、退化したのか、勝つ確率は上がったのか、上がらなかったのか、などを比べながら読んでください。

ケンミレ塾の目的は、出来るだけリスクを取らずに、出来るだけ負けずに、出来るだけ大きな利益を出す事です。絶対的に成し遂げることは「負けない」ことです。

一回も負けない「最善」ならば、年間で1回だけ投資すれば「年間利回りは10%〜30%程度」を獲得できると思いますが、一回も負けないということは奇跡であり、奇跡を求めても意味はありませんので、投資家は「次善」を求めることになります。

事前とは、勝率の事なのか、利益率の事なのかですが、投資家が求めるものは「勝率」ではなく「利益率」です。勝率はマスターベーションであり、実利を取るならば「意識することは利益率だけ」となります。

勝率100%を求めず、高い利益率を獲得できればベストになります。
この目的にそった方法は簡単です。それは「勝った時には大きな利益率」で「負けた時には小さな損失率」にする事です。

また、割安株投資の定義は今と昔は「どう違う」のか、新しく生れた「転換点投資とは」「AIスケルトン投資とは」「並列投資とは」など、昔はなかった投資方法が20年間で沢山誕生しています。

特に、2018年10月1日にリリースした会員向けサイトは色々と以前と違っています
年を取ると丸くなると言われますが、実は今回の会員サイトのリリースは「今までのリリース」とは全く違っています。

第一に、今までは無料サイトを創ってから会員サイトを創りました。これは無料サイトで得たこともフィートパックできるというメリットもありますが、最大の目的は会員増でした。その為、無料サイトの出来は中途半端になり、中途半端なサイトをオープンし続けました。

今回は会員サイトから開発を始めました。しかも、今回は「会員の人たちにケンミレは凄い」「昔のケンミレが復活した」と云ってもらう事を前提に開発し続けました、そして、作っては「まだ足りない」「まだ足りない」と云って、再検討するという事を何度も繰り返しました。

会員の人たちに「凄い」「やっと森田も眠りから覚めたか」と云ってもらおうと考えて、森田も13年ぶりに本当の本気になりました。

次の変わったこととは「今回は総力戦」でサイトを創った事です。この10年のケンミレは「声が聞こえない会社」でしたが、今のケンミレは12名いない(最盛期は80名)のに、活気が出て、声が出て、笑い声が聞こえる会社に変わりました。

今年は中途採用を5名、来年4月の新卒は10〜15名の採用を予定しています。
それほど、今回の投資ソフトはいままでと全く違います。

◆何が違うのか
AIとは作っててる人間と同じ事が出きるようにコンピュータが動く事です。つまり、AIとは作る人の能力以上にはならないという事になります。
ケンミレのAIは「代表者の森田の頭の中をソフト化したもの」です。

これまでは「キーとなる事は、森田が行なって、会員に知らせる」と言う部分AIでしたので、森田が死ねばガラクタになってしまうものでした。

今回開発したAIは、全てのアクションについて、森田が介入しないレベルのAIになりました。

先物AIは狭い世界のAIでしたから比較的簡単に出来ましたが、株式投資は非常に複雑であり、人間が介入するところが沢山ありましたので、今年の9月までのAIは部分AIでしかありませんでした。

今回はほぼ完全にAIを創る事に成功しました。森田がいらないソフトは寂しいですが、投資家にとっては良いことですし、ケンミレにとっても良いことです。

このコンプリートAI投資を完成出来た事で、今回は18回セミナーを開催したり、ケンミレ塾を再開したりして、AI投資を普及させるつまりです。

ケンミレの主役が森田からAI並列投資に変わりました。


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